2011 年 10 月 18 日 のアーカイブ

元祖怪物 ハイセイコー像

2011 年 10 月 18 日 火曜日 投稿者:mituoka

 ハイセイコー

 オグリキャップは「芦毛の怪物」でしたが、

 このハイセイコーは「怪物」の元祖です

 昭和48年に公営・大井競馬から中央競馬に移籍するや連戦連勝

 少年マガジンの表紙を飾るなど、国民的ヒーローになりました

 ハイセイコーの中央デビュー時、私はまだ小学校にも入学していなかったので、 

 彼のレースはまったく記憶に残っていませんでしたが、
 (もちろん、後にビデオで何度も見ました)

 「ハイセイコー」という憶えやすく、親しみやすい名前だけは耳に残りました

 それ以外の馬の名は知らないので、

 「ハイセイコーが日本で一番強い馬なんだ」 と、ずっと信じて疑いませんでした

 そして私が中学1年のとき、彼の息子「カツラノハイセイコ」が現れ、

 父ハイセイコーが勝てなかった日本ダービーを制したときは、

 テレビの前で、なぜか大興奮しました

 私が競馬に詳しくなってからも、「ハクタイセイ」 や 「ケリーバッグ」、

 それから「サンドピアリス」など、ハイセイコーの子供たちは活躍を続けました

 写真は北海道・新冠町のハイセイコーの銅像です

 540キロ近い巨体を誇ったハイセイコーの、

 雄大な馬格がうまく表現されていると思います

  高度経済成長を続ける、まさに「飛ぶ鳥落とす勢い」の日本に現れた、

  連戦連勝、無敗の「怪物」

  誰もが勝利を信じて疑わなかった日本ダービーで一敗地にまみれたことで、

  浮かれる民衆に 「終わりのない繁栄などないのだ」

  と教えくれたのがハイセイコーなら、

  バブル経済がはじけ、

  日本の衰退がはじまったのと時を同じくして連敗を続けていたオグリキャップは、

  土壇場の有馬記念で復活勝利を飾り、

  「頑張ればいつかはきっと、報われる」 と教えてくれました

  ヒーロー達の誕生は、きっと時代の要請なのでしょう

  今は共に安息の地で眠る、偉大なる両怪物に・・・合掌

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島田簡裁に行ってきました

2011 年 10 月 18 日 火曜日 投稿者:mituoka

 午前10時から、アコムに対する過払い金返還請求の裁判

 例によって、私は原告の訴訟代理人を務めております

 今日が第1回口頭弁論

 2回目は11月22日と決まりました

 裁判が始まる前に、2名の同業者(司法書士)と雑談

 そのうちの一人が、違法駐車車両を撤去する事件を受任中だとか

 5~6年前、私も同種の事件を受けたことがありました

 私の事件の場合は、

 相手方が行方不明で話し合うことができなかったので、

 すぐに裁判を起こしました

 違法駐車車両撤去の裁判においては、

 ①駐車場契約の存在
 ②賃料未払いの事実
 ③賃料未払いによる法定解約の事実 等

 を立証していくわけですが、

 相手方(被告)がいないので、裁判所は書証等により、

 それらを立証させようとしました

 しかし、厄介なことに、

 はじめから契約書も取り交わしていない駐車場契約でしたので、

 スタート地点である①の立証から、頭を悩ませました

 おまけに、裁判係属中に原告ご本人が入院

 いわば「両当事者不在」の八方ふさがり・・・

 そこで私は証人として原告の奥さんに法廷へ来てもらうことにしました

 「証人尋問」を行ったのです

 幸いにも、奥さんは原告本人よりも、事件の経緯などを鮮明に記憶していたので、

 ①~③の事実を立証することができまして、なんとか勝訴に漕ぎ着けました

 「証人尋問」に関しては、

 原告の奥さんと何度もリハーサルを行って万全を期しました

 それ以降も何百件と裁判をやらせてもらいましたが、

 今でもかなり印象に残っている事件です

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