2012 年 11 月 13 日 のアーカイブ

アイフルから新基準が提示される

2012 年 11 月 13 日 火曜日 投稿者:mituoka

アイフルから電話があった。

以前に増して資金繰りが悪化し、いままで通りの基準(あくまでアイフルが主張していた基準であるが・・・)では過払い金の返還に応じることはできなくなったとのこと。

アイフルが掲げる新たな『基準』は以下のとおり。

①元金の3割ならば1ヶ月後に支払う

②4割ならば3カ月後

③5割ならば6カ月後

 

今後は、この基準を依頼者にお伝えください

一応、私の頭の中には入れておきますよ。アイフルさんは任意での和解においては、そのような低水準でしか応じられないらしいと。しかし、それを依頼者に伝える義務はありません

ほとんどの先生が当社の基準に従って和解してくれていますよ

嘘でしょ?

本当です。先生がたの80%は、4割返還に応じてくれています

私の知り合いの弁護士や司法書士には、そんな人いないですよ

そりゃ、中には強硬な先生もいらっしゃいますけどね

 

私もその中の一人なのか。

 

何度も書くが、過払い金は一般市民の固有財産である。

全額返還することが基本だ。

 

ADRの対象となる大手債権者にゴマをする一方で、

一般市民の財産を奪い取り、自社の再建を企てているアイフルの態度こそ、

「強硬」と呼ぶにふさわしい。

 

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日本保証の卑劣な請求に注意してください

2012 年 11 月 13 日 火曜日 投稿者:mituoka

最後の取引(借入または返済)から5年以上経過すれば、原則として借金は消えてなくなります(時効消滅)。

しかし、5年を経過したからといって、うっかり『債務承認』をしてしまうと、借金がいわば復活してしまいます。

債務の承認とは、「わかった、分割で少しづつ支払っていくよ」と相手方に言ってしまった場合などが当たります。

 

Aさんが武富士に対して、最後に支払いをしたのは10年以上前のことでした。

今年10月10日、日本保証(武富士から引き継いだ)がいきなりAさん宅を訪問。

一括で支払ってくれ

とても無理です

今週中に一部でもいいから支払ってくれ。そうすれば、今後の支払いに相談に乗る

10年もほおっておいて今さら何を・・・。支払うつもりはありません

 

しかし

支払わないのなら、家族や会社に連絡をする!」 と言ってきました。
(こんなのはもう、ヤミ金の手法です。呆れてモノが言えません)

 

Aさんは怖くなり、

わかりました、少しだけ入金します」 と返答してしまいました。

そして10月12日、借金の一部(2,000円)を振込みました。

 

10月16日、日本保証はAさんに電話で

毎月4~5万円を払ってくれるんなら、相談に乗るよ」と言ってきました。

無理です

話は決別しました。

 

その後しばらく連絡は途切れていましたが、11月7日、日本保証はAさんを提訴しました(約53万円の支払いを求めています)。

債権が復活した!

日本保証は、大威張りで提訴したのでしょう。

 

だけど・・・

この一連の流れ(訪問~提訴)を振り返ってみると、あまりに手際が良すぎます。

明らかに、提訴できる条件をクリアする(Aさんの時効援用権を消滅させる)ための訪問、そして「強迫」だったと思います。

 

債務の承認,支払い等が上記のような債権者の卑劣な強迫等により行われた場合は,債務承認行為を取り消し又は無効にする等の手段により、時効消滅の効果を失うことはないと考えます(平成13年3月13日福岡地裁判決参照)。

 

私はAさんの訴訟代理人となりました。

裁判の中で日本保証と争っていくことになります。

 

10月10日の、Aさんと日本保証との間で交わされた会話が録音されているわけではないので、強迫があったことを立証するに骨が折れるかもしれません。

簡単な裁判ではないでしょうが、頑張ります。

 

みなさん、万が一、日本保証から請求があったら、

安易に支払うことはせず、まずはお近くの専門家にご相談ください。

 

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ビワハヤヒデ

2012 年 11 月 13 日 火曜日 投稿者:mituoka

ビワハヤヒデ

日西牧場にて撮影。

平成2年生まれ。

早いもので22歳です。

 

平成4年の朝日杯3歳S、平成5年の皐月賞、ダービーとすべて2着。

「いつも真面目に走る偉い馬だけど善戦マン」という域を出ませんでした。

でも、その年の秋の神戸新聞杯。

それまでのトレードマークだった「赤い覆面」を外して登場したビワハヤヒデは、

以前の彼とは別馬のように強くなっていました。

後の天皇賞馬ネーハイシーザーを相手に楽勝。

そして菊花賞もライバルたちを寄せ付けずに圧勝。

翌年(平成6年)もずっと勝ち続けました。

その中には天皇賞と宝塚記念が含まれています。

穏やかな表情を見せるビワハヤヒデ。

暖かい太陽を浴びながら、無邪気にゴロンと寝転がる彼を見ていると、

うちのゴン太くん(猫)を思い出してしまいました。

ビワハヤヒデというと、デカイ顔!というイメージを持っていました。

おそらく、多くのファンも同感でしょう。

しかし、こうして見ると、決してそんなことはありません。

むしろ、均整の取れたグッドルッキングホースです。

この日は現在の担当厩務員さんにお会いすることができました。

サービス精神旺盛なかたで、ラッキーなことに、

遙か遠くにいたビワハヤヒデを、わざわざ近くまで呼んでくれました。

厩務員さんによると、なんと!あの岡部さん(元騎手)も、

ビワハヤヒデに会うために時々ここを訪れるらしいです。

また、厩務員さんは、

ビワハヤヒデはまだ去勢されていない」 とも教えてくれました。

それを聞くと私のような素人は、

いつかまた、ビワハヤヒデ2世の誕生を期待してしまいますが、

種牡馬登録を抹消しちゃったから、それは無理だよ」  う~ん・・・残念。

現役時代から目立っていた「ピンクの鼻先」も健在(写真上)。

前日に雨が降った北海道日高地方。

水たまりの近くにビワハヤヒデがやってきました。

あっ!またゴロンと寝転がりました!

スクっと立ちあがりましたが、

あ~ぁ・・・せっかくの綺麗な白い馬体が泥だらけに・・・。

ビワハヤヒデはまだまだ元気です(笑)