2013 年 3 月 6 日 のアーカイブ

電子記録債権

2013 年 3 月 6 日 水曜日 投稿者:mituoka

最近、私たち司法書士がよく目・耳にする言葉として、『電子記録債権』があります。

つまり、先例(平成24年4月27日付法務省民二第1106号法務省民事局民事第二課長通知)において、「被担保債権の範囲を『銀行取引 手形債権 小切手債権 電子記録債権』とする根抵当権の設定の登記の申請は,受理をすることができる」とされてから、根抵当権設定契約書などに『電子記録債権』の文字を目にすることが多くなったのです。

 

さて、電子記録債権とは何でしょう?

電子記録債権とは、電子記録債権記録機関の記録原簿への電子記録をその発生・譲渡等の原因とする、既存の指名債権・手形債権とは異なる新たな債権です。

 

①債権者Aと債務者Bが、記録機関に「発生記録」を請求することにより、電子記録債権が誕生します。

②債権の譲受人CとAとが、記録機関に「譲渡記録」を請求することにより、当該債権は譲渡できます。

 

一般的な指名債権と比べると、指名債権の存在・内容が可視化されるので、債務者への通知(民法467条)は不要となる点でメリットがあります。

また、手形債権と比べますと、紙媒体を使用しないので盗難・紛失のリスクがないし、保管コストを削減できます。

 

当然ではありますが、既存の根抵当権の被担保債権に「電子記録債権」が登記されていなければ、新たな不動産を追加設定する場合の契約において「電子記録債権」は被担保債権とすることはできません。

 

 

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レスター・ピゴット

2013 年 3 月 6 日 水曜日 投稿者:mituoka

 

 

彼の名を聞いたことがある人は少ないだろうが、競馬ファンならみんな知っている。

 

イギリスを主戦場としていた往年の伝説的ジョッキーだ。

 

早朝、何気なくグリーンチャンネルを点けてみたら彼の記録映画が放送されていた。

 

「1954年、18歳のときネヴァーセイダイでイギリスダービーを勝ったピゴットは・・・」

こんなナレーションが流れる。

 

ネヴァーセイダイ(Never Say Die)もこれまた伝説的な馬で、血統表の中でしか見たことがない。

 

「うわっ!すごいなぁ~」

まるで少年のように無邪気に感動する中年。

 

すると突然、チャンネルが朝のワイドショーに切り替わった。

 

食い入っていた画面から左斜め後方に視線を転じると、起きてきたばかりのワイフが腫れた眼を左手でこすりながら右手でチャンネルのリモコンを握りしめている。

 

「なんで朝から競馬を見なくちゃいけないの!」

 

へいへい、わかりました。

それじゃ、僕は仕事に行ってきます。

 

 

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