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ハギノカムイオー

2012 年 11 月 12 日 月曜日 投稿者:mituoka

昭和54年生まれのハギノカムイオー

私は彼の現役時代をまったく知りませんが、

彼に関する知識はたくさん持っています。

そんな「伝説の馬」が、目の前を歩いているのだから感激です。

父テスコボーイ、母イットー。

姉にハギノトップレディがいます。

ハギノカムイオーは「華麗なる一族」に名を連ねる超良血馬。

生まれたときから注目を集め、

セリ市ではなんと、史上最高価格の1億8千5百万円で競り落とされました。

競走馬としては重賞6勝(宝塚記念など)の活躍を見せました。

しかし種牡馬としては大成功を収めることはできませんでした。

現在は本桐牧場に繋養されています。

今年33歳になるハギノカムイオー。

秋の陽を浴びて、のんびりとくつろぐその姿は「おじいちゃん」。

彼が華麗なる一族だったことは、すでにもう伝説の中だけの話。

十字架を背負い、重いプレッシャーと戦っていた日々を振り返ることは、

彼にはもう必要ないでしょう。

日本におけるサラブレッド最長寿記録は、

あのシンザンが記録した35歳3カ月(とされている)。

現在33歳7カ月のカムイオーには、ぜひシンザンを超えてもらいたい。

あっ!・・・

またまた彼にプレッシャーをかけてしまった。

 

フジノマッケンオー

2012 年 11 月 12 日 月曜日 投稿者:mituoka

フジノマッケンオー

皐月賞(3着)・日本ダービー(4着)、

それからマイルチャンピオンシップ(3着)など芝の大レースでも強かったですし、

ダート路線でも全国各地の競馬場で活躍しました。

名種牡馬ブレイヴェストローマンの代表産駒の一頭です。

筋肉量に富む漆黒の馬体は、大川慶次郎さんをも、

「相当な馬だと思います」と唸らせていました。

彼の特徴はその雄大な体格と、

鼻づらを走るイナズマのような「白い流星」。

それから、人間で言うところの「三白眼」。

ギラリと鋭い眼光は、威圧感がありました。

現在は生まれ故郷の本桐牧場(ほんきりぼくじょう)に戻り、

大先輩のハギノカムイオーと共に余生を送っています。