コラム
熊本県知事、ダム計画に反対
2008/09/11
毎日新聞によりますと、熊本県の蒲島郁夫知事は11日開会した9月県議会で、国が同県相良村に計画する川辺川ダム計画について「現行計画を白紙撤回し、ダムによらない治水対策を求める」と述べ、建設中止を求めたとのことです。同ダムは国の計画発表から42年が経過する中、本体着工の見通しが立っていなかったらしいです。
42年、といえば私の年齢と同じ。高度経済成長期に練られたプランは、無駄を省こうとする現代の緊縮財政に合うはずがない。これは自明の理。知事の反対表明で同計画は中止に追い込まれる可能性が出てきたとのことです。熊本県出身の私の妻に話よれば、川辺川近辺は自然に囲まれた素晴らしいところらしい。ダム開発が中止になることを期待します。