2008/11/10
福井家裁から成年後見人に選任された福井県司法書士会会員が、被後見人の高齢女性の預金を一時無断借用していたことが発覚した、とのこと(週間法律新聞より)。
この司法書士、別の相続財産管理事件で国庫納入期限が迫り一時借用したと弁明しているらしい。まったく言語道断。他人の資産を何だと思っているのでしょうか。また、司法書士が全体として「成年後見」事件に力を入れている矢先にこのようなことがあれば司法書士への国民の信頼は後退必至。各士業間での争いが激しくなっている昨今だけにこれは痛手です。