コラム
<裁判員制度>7割の企業が有給休暇を認める方向
2008/08/01
来年5月からいよいよ裁判員制度が導入されます。裁判員に選ばれたら、たくさんの時間が拘束されることになるし仕事も休まなくてはなりません。そこで、労働組合において「裁判員休暇」の整備を経営者に求める動きが加速しているそうです。有給休暇を認める企業は約7割近いそうで、経営側の意識が高まっていることを示します。
裁判員法では、労働者が裁判員や裁判員候補者として休暇を取っても解雇や不利益な取り扱いをしてはならないと定めています。しかし、有給休暇とするかどうかについては定めがなく、各企業の裁量に委ねられています。私の場合、職業上、裁判員に選ばれることはないのですが、一般のかたにとって有給が取れるか否かは一大事です。