コラム
ブラックリストについて
2008/10/20
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★ブラックリストとは一体なんなのか?どこにあるのか?
ブラックリストというものは実際には存在しません。
長期延滞・債務整理などの事実(「事故情報」と呼ばれます)を各信用情報機関が収集し、債権者(消費者金融・信販会社・銀行・信用金庫)はその情報をもとに融資するかどうかを判断します。
このように、事故情報が記録されている状態を一般的に「ブラックリスト」と呼んでいます。
事故情報が記録されていたら即融資不可能というわけではないですが、難しいと考えたほうがよいでしょう。
★信用情報機関はどんなものがあるのか?
銀 行 系 → 全国銀行個人信用情報センター
消費者金融・クレジット・信販系 → テラネット
クレジット・信販系 → 株式会社シー・アイ・シー
信販系・外資系カード → 株式会社シー・シー・ビー
以上のように個人信用情報機関は全国に主なものは4つあるのですが、そのうちの1つに事故情報が載っても他の3つは大丈夫、というわけではありません。事故情報については全ての信用情報機関で共有されると思われますので、ひとつに載ればすべての機関で適用されるようです。
★ブラックリスト(事故情報)の掲載期間は?
自己破産・個人民事再生 → 宣告日から10年
任 意 整 理 → 発生日から5年を超えない期間
※各機関により若干のバラツキがあるようです。
★1社だけ残して債務整理(任意整理)をした場合、その会社のカードは使えるか?
これは何とも言えません。しかし、クレジットカードは特に延滞などがない限り継続して使用できる場合も多いそうです。ただし最終的には債権者の判断になりますのでご注意ください。
★家族のクレジットへの影響は?
あくまで個人(本人)の情報ですので家族のクレジットに関わることはないようです。しかし、学生・主婦がクレジットを申し込む場合は審査対象が親・ご主人になるので影響が出る場合も考えられます。
★世間に知れ渡る可能性は?
個人(本人)が許可した場合を除いては、他人は情報を見ることはできません。金融取引に関する情報ですので、その他の目的で使用されることもありません。
ただし、可能性は低いですが、銀行系の債務整理を行った場合は「事故情報を登録する」との通知が住所地に届くことがあるので郵便物から家族に知られる可能性はあるでしょう。