コラム
司法書士 VS.弁護士
2008/11/07
今週の水曜日発売の月刊誌ZAITEN(株式会社財界展望新社)において「司法書士VS.弁護士」という特集が組まれました。一般の方々には「?」という具合で意味不明でしょうが、我々業界内では記事のとおりの「淘汰への戦い」が始まっています。
平成15年の司法書士法改正により司法書士が簡裁民事裁判代理権を得ました。これにより、司法書士が民事裁判の法廷に弁護人として立つことができるようになりましたし、裁判外の紛争の和解交渉も「代理人」として行えるようになりました。弁護士と競合するのは当然の話で、私どもから見ればZAITENの記事に特に目新しい見解はなかったのですが、一般の方々に司法書士という職業をご理解いただくには充分なものがあったと思います。
対弁護士のみならず、司法書士間においても「淘汰への戦い」は始まっています。しかしながら当事務所としましては、ご依頼人のお役に立てるようこれからも一生懸命やっていくだけ、という所存です。